本日は、「ネットバンク、過去の入出金明細(取引履歴)の照会・閲覧可能な期間」について、説明していきます。
ネットバンキングの入出金明細=取引履歴は、WEBやアプリで確認するのが原則です。
だって、紙の預金通帳がないから(笑)
でもね。ネット銀行によって、取引履歴を無料で遡れる期間(照会・閲覧期間)に違いがあるって、知っていましたか!?
全期間の取引履歴を無料閲覧できる、ネット銀行
現時点から口座開設時まで遡って、全期間の取引履歴を無料で確認できる主なネット銀行は、以下の2行です。
ソニー銀行
「ソニー銀行」では、口座開設時からのすべての取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
当然、紙の通帳は発行していないので、WEB画面上での確認となります。
ただし、CSV形式のファイルをダウンロードすることができますから、必要に応じて保存したり、印刷したりすることが可能です。
また、「お取り引き明細書(ステートメント)」を発行して郵送してくれる有料サービスもあります。
じぶん銀行
「じぶん銀行」でも、「ソニー銀行」同様、口座開設時からのすべての取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
紙の通帳はないので、PDFファイルかCSVファイルを開いて、WEB画面上で確認します。
*スマートフォンからは、PDFファイルでしか見られません。
CSVファイルには取引後ごとの残高が記載されますが、PDFファイルの場合は入出金履歴のみとなります。
PDFファイルやCSVファイルはダウンロード可能ですから、必要に応じて、保存や印刷が可能です。
また、取引明細が書面で欲しい場合は、「お客様センター」へ電話することで手に入れることができます。ただし、発行手数料がかかります。
過去5~7年分の取引履歴を無料閲覧できる、ネット銀行
現時点から遡って、過去5~7年分の取引履歴を無料で確認できる主なネット銀行は、以下の3行です。
住信SBIネット銀行
「住信SBIネット銀行」では、7年前の1月1日以降(過去約7年分)の取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
ネット専業銀行だから、当然、WEB画面上での確認となります。
他行同様、CSV形式のファイルをダウンロードできるので、保存や印刷も可能です。
ジャパンネット銀行
「ジャパンネット銀行」では、照会日当日の5年前の同月1日以降(過去約5年分)の取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
新生銀行
「新生銀行」では、過去約5年分の取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
過去1年分の取引履歴を無料閲覧できる、ネット銀行
現時点から遡って、過去1年分の取引履歴を無料で確認できる主なネット銀行は、以下の2行です。
楽天銀行
「楽天銀行」では、過去24か月分(2年分)の取引履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
PDF形式のファイルをダウンロードできますから、保存や印刷も可能です。
しかし、あのネット銀行の雄である「樂天銀行」が、たった1年分の履歴しか確認させてくれないなんて、正直がっかりですよね。
しかも、最大3000件までという制限があるんです。
もうちょっと、サービス向上に努めて欲しいですね。
ちなみに、電話(自動音声応答サービス)では、最新5件の取引内容を確認できます。
もし、24か月前より前(2年以上前)や3000件以上の取引内容の取引履歴明細証明書の発行を希望する場合は、「樂天銀行カスタマーセンター」で発行できます。
ただし、発行手数料がかかります。
イオン銀行
「イオン銀行」では、前年の同月1日以降(1年前)の取引を対象として、履歴(入出金明細)を無料で閲覧することが可能です。
ただし、直近400件が上限です。
もちろん、WEB画面上での確認となりますよ。
楽天銀行同様、PDF形式のファイルをダウンロードできますから、保存や印刷も可能です。
一方、もしATMを利用する場合は、過去3か月以内且つ40件までの普通預金口座の取引を対象として、入室金明細(取引履歴)を紙の明細票で確認できます。
また、有料ですが、取引明細書を自宅に送ってもらうこともできます。
コメント
楽天銀行使ってますが、たまにしか確認しないから気づかなかったなぁ
一応保存しておこうかな。
最近できたGMOあおぞらネット銀行とかもちょっと気になりますね。